白川 真美

カルフール



フランスを本拠地とする、世界第二位の小売業、カルフールが2000年12月に千葉・幕張店進出を機に続々と三店舗開店。同業者に衝撃を与え、そのニュースはメディアに大々的に取り上げられていた事実は記憶に新しい。それ程のカルフールとは一体何者なのか?なぜ不景気の今に出店なのか?などの疑問点を解消すべく、私はカルフールについて調べた。
カルフールの概要、歴史、特徴などを調べていくと、消費者に選択の機会を多く与え、ショッピングの楽しさと買い求めやすさを追求した、まさに時代の流れに沿った企業であると感じた。しかし、カルフールは先進国進出において成功パターンを構築できておらず、今回の日本進出にも出足から問題点を多く抱えている。今後これらをどう乗り越えていくかがカルフールの更なる成長の鍵である。